東障囲碁サークルとの交流会
すっかり夏のイベントとして定着しつつあるこの交流会。平成18年の今年は8月13日(日)に、東京・三田にある東京都障害者福祉会館にて東障囲碁サークルとの交流会が行われました。
東障囲碁サークルとは障がいを持っている方を中心として様々な方々が一緒に囲碁を楽しんでいる会です。
今年で11回目となるこの交流会は、東障囲碁サークルの方の「同じメンバーと打つことが多いので、他の団体と打ちたい」 との希望により、日本福祉囲碁協会に関東学生囲碁連盟を紹介していただき
交流会を持つことになりました。
普段から和気あいあいと活動しているそうで、その輪の中に入れていただくかのように、今年も学生を暖かく迎えてくださいました。
この交流会では一人最低4局は打ち、東障囲碁サークルチームと、学生チームの対抗で、勝ち数を競います。同級、同段の方はにぎりを行い、(6目半のコミ出し)、一級差の時は下手が黒番でコミなし、それ以降は2級差だと2子、3級差だと3子というように置き碁になります。
普段から東障囲碁サークルでは日本福祉囲碁協会の方が一緒に活動していらっしゃるそうですが、この日も審判や対局の調整などをしてくださいました。
○対局風景●
交流戦とはいえ、皆真剣そのもの
他の対局を見てまわる人が多いのもこの交流会の特徴。 対局が終わると見学者も交えて、軽口を含んだ楽しいにぎやかな 検討が始まります。 見学者「あれっ、そこ死ななかったの?運が良かったね(笑)」 対局者「殺し損ねました(苦笑) 「そこであっちを打っておけばよかった!」「ヨセはこっちの方が 大きいね」などの声があちこちからあがっていました。 |
○昼食風景●
お昼をごちそうになり、 普段の活動の様子などをうかがいました。 昼食後にはすぐに対局開始! ほとんどの人が当初の予定の4局ではなく5局打ったようで、 熱い戦いが繰り広げられていました。 |
記念写真(^o^)v |
○閉会式●
☆結果発表☆ チームとしては29勝12敗で 学生側の勝利でした。 また全勝者は学生側3名でした。 |
会長さんのご挨拶
「今日は和やかに、楽しく進行しました。これを機会に来年も暇がありましたら今回来てくれた方も来ていただけたらと思います。」
このような会が開催できているのは、東障囲碁サークルや日本福祉囲碁協会の方々が歓迎してくださり、そして会の運営をしてくださっているからです。
参加選手や関係者の方々、楽しい交流会をありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
東障囲碁サークルは普段、今回の会場である東京都障害者福祉会館にて第2、4日曜日に活動をしており、毎週金曜日には有志の方々で勉強会を開いています。今回お手伝いしてくださった日本福祉囲碁協会の方々は、興味のある方は普段の活動にもぜひ遊びに来て下さいとのことでした。