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平成29年度秋季関東学生囲碁団体戦



10/8に國學院大學渋谷キャンパスにて、10/22に國學院大學たまプラーザキャンパスにて、10/29に専修大学神田キャンパスにて、平成29年度秋季関東学生囲碁団体戦が行われました。




 一般1部 優勝:早稲田大学 準優勝:東京理科大学
 一般2部 優勝:埼玉大学 準優勝:千葉大学
 一般3部 優勝:國學院大學 準優勝:中央大学
 一般4部 優勝:群馬大学 準優勝:横浜市立大学
 女子部 優勝:早稲田大学A 準優勝:慶應義塾大学



全勝賞は以下の方々が受賞されました。おめでとうございます。(敬称略)

一般1部 星合真吾(早稲田大学副将)
癸生川聡(早稲田大学三将)
藤原彰子(早稲田大学五将)
一般2部 角田大典(青山学院大学主将)
荻野角太(千葉大学三将)
一般3部 百田紗英子(明治大学四将)
一般4部 笈川翔光(横浜市立大学五将)
鳥居颯一郎(神奈川大学三将)
横溝想太(明星大学副将)
女子部 小西絢子(慶應義塾大学三将)

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一般1部
早大 東大 慶應 理科 昭和 一橋 日大 法政 勝点 勝数 順位
早稲田大学 - 4 4 5 4 5 4 5 7 31 1
東京大学 1 - 4 1 5 4 3 4 5 22 4
慶應義塾大学 1 1 - 3 5 5 4 5 5 24 3
東京理科大学 0 4 2 - 5 4 5 4 5 24 2
昭和大学 1 0 0 0 - 3 4 3 3 11 5
一橋大学 0 1 0 1 2 - 3 3 2 10 6
日本大学 1 2 1 0 1 2 - 2 0 9 8
法政大学 0 1 0 1 2 2 3 - 1 9 7
一般2部
立教 青学 千葉 東工 学習 首都 埼玉 専修 勝点 勝数 順位
立教大学 - 1 1 2 1 3 0 3 2 11 6
青山学院大学 4 - 2 2 2 2 2 2 1 16 7
千葉大学 4 3 - 2 4 5 2 3 5 23 2
東京工業大学 3 3 3 - 1 5 1 3 5 19 3
学習院大学 4 3 1 4 - 4 2 0 4 18 4
首都大学東京 2 3 0 0 1 - 1 0 1 7 8
埼玉大学 5 3 3 4 3 4 - 3 7 25 1
専修大学 2 3 2 2 5 5 2 - 3 21 5
一般3部
農工 明治 横国 中央 東洋 筑波 國學 電通 勝点 勝数 順位
東京農工大学 - 2 2 3 3 3 0 3 4 16 5
明治大学 3 - 2 3 4 4 2 3 5 21 3
横浜国立大学 3 3 - 2 2 5 0 3 4 18 4
中央大学 2 2 3 - 4 5 3 3 5 22 2
東洋大学 2 1 3 1 - 4 1 1 2 13 7
筑波大学 2 1 0 0 1 - 0 1 0 5 8
國學院大学 5 3 5 2 4 5 - 3 6 27 1
電気通信大学 2 2 2 2 4 4 2 - 2 18 6
一般4部

1局目
2局目
3局目
4局目
5局目
6局目
7局目
結果
順位
相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 勝数 SOS SOSOS
1 横浜市立大学 3 2 8 4 6 3 2 3 4 3 5 2 7 4 5 29 169 2
2 神奈川大学 4 3 3 2 8 4 1 2 10 3 7 4 9 5 5 22 178 3
3 群馬大学 1 3 2 3 5 3 4 1 7 5 6 4 8 4 6 28 170 1
4 明星大学 2 2 10 4 7 5 3 4 1 2 9 5 6 3 5 22 178 4
5 上智大学 9 3 7 4 3 2 8 4 6 0 1 3 10 5 5 20 181 5
6 芝浦工業大学 8 0 9 4 1 2 10 3 5 5 3 1 4 2 3 25 171 7
7 千葉工業大学 10 3 5 1 4 0 9 4 3 0 2 1 1 1 2 27 168 8
8 東京農業大学 6 5 1 1 2 1 5 1 9 3 10 3 3 1 3 25 171 6
9 宇都宮大学 5 2 6 1 10 2 7 1 8 2 4 0 2 0 0 24 164 10
10  駒澤大学 7 2 4 1 9 3 6 2 2 2 8 2 5 0 1 23 165 9
女子部
早A 東京 慶應 早B 法政 埼玉 勝点 勝数 順位
早稲田大学A - 3 2 3 3 3 5 14 1
東京大学 0 - 0 0 2 2 2 4 4
慶応義塾大学 1 3 - 3 3 3 4 13 2
早稲田大学B 0 3 0 - 2 3 3 8 3
 法政大学 0 1 0 1 - 1 0 3 6
 埼玉大学 0 1 0 0 2 - 1 3 5


●表彰式○

一般1部優勝 早稲田大学主将
津田裕生さん
「早稲田大学主将を務めました津田裕生です。個人として振り返りますと、前回負け越してしまって、今回リベンジとしての場でしたが5勝2敗と勝ち越すことができてよかったです。チームとしては、遅刻して試合に間に合わなかったなどいつもの早稲田はありましたが、非常に安定した成績で優勝できてよかったです。全日本でも優勝しますのでお願いします。」 
女子部優勝 早稲田大学主将
山口庸可さん
「早稲田大学1年の山口庸可と申します。去年は三つ巴の対決で勝ち数でぎりぎり優勝できましたが、後期はチームとして全勝しますと宣言して全勝できてよかったです。女子部としてもチーム数が増え、対局が増えて楽しかったです。ありがとうございました。」 


関東学生囲碁連盟会長の佐藤先生より、お話を頂きました。

「三日間にわたる熱戦も今日でひと段落して、昇格を喜んでいる大学もあれば、降格する大学もあると思います。勝負事ですので、次期以降一層の精進をしていただきたいと思います。4年生は今回卒業する方も数多くいらっしゃると思います。いろんな形でかかわってきたと思いますけれども、これを貴重な体験としていただきたいと思います。一部優勝の早稲田大学は春秋連覇ですので、全日本でも頑張っていただきたいと思います。3日間別の会場で行うということは私の記憶にはありませんし、ほかの方に聞いてもないことだそうです。このことは会場の確保にいかに苦労するか、ということです。去年は棋院を会場に行いましたが、棋院の会場は非常に高いコストがかかるので、大学で開催できてよかったなということです。大学の会場確保も含めて、連盟幹事は大変な思いをしておりまして、ぜひ皆さんの協力をお願いしております。各大学はご理解・ご協力をお願いいたします。皆さん、三日間ご協力ありがとうございました。」


関東学生囲碁連盟副会長の中園先生より、御講評を頂きました。

「皆さんお疲れさまでした。優勝や優秀な成績を収めた大学でなくても、抽選で賞がもらえると、後々に楽しみが残っているそういう表彰式です。小川誠子先生は、本日体調不良でお見えになっていませんが、賞を提供して下さった小川先生に厚く御礼申し上げたいと思います。関東の大会は、団体戦、個人戦、ペア碁の三本柱になっていますが、この団体戦というのはチーム力と幹事力が大切だと思われます。幹事力の話をしますと、会場が違ってもちゃんとみんながつけるとかそういったは幹事の力かなと思います。オーダーのミスが目立ちまして、5分前提出が数年前から言われるようになり、それは定着したと思いますが、オーダーと座る順番が違うとか対局時計をもってこなかったとか、この辺の話は漢字がしっかりしてないとだめなのかなと思います。幹事力をしっかりしてください。それからチーム力の話ですが、春と秋では大きく異なります。メンバーは特に変わらないですよね。選手の数を増やすか個々の力をつけるか、そういう努力をしたと思います。降格昇格をしたら状況は変わるので、そのクラスでどういう結果になったかということになると思います。団体戦は個人の成績と団体の成績になると思います。全勝賞が3人いて優勝した早稲田はうれしくてしょうがないと思いますが、個人の成績が良くてチームの成績が悪いという人も中にはいます。個人の成績が悪くてもチームの成績がいいのはこれはいいことでしょうね。チームも個人も悪いのは、これは努力してほしいと思います。早稲田が3人全勝して3人でも勝ててたとか、来年は5人全勝しますと言ってましたが、これをやっつけるためには強い人が一部に上がってこなければならないんですよ。チーム力をつけて一部に上がってきて早稲田をやっつけてくださいとそういう話を言いたいと思います。早稲田は春優勝旗を持ってきませんでした。ですから秋優勝できるかなと心配でしたが圧勝でしたね。早稲田と他3校の差が開いてしまったのかなという印象を受けました。他の3校は早稲田を破るべく頑張ってほしいなと思います。早稲田に関しては、主将の津田君が春に次は頑張りますと言って、今回5勝2敗という成績を収めてそこはクリアしたのかなと思います。早稲田は全日本で負けないように頑張ってください。一部は残留争いが厳しくて、今回残留した2校と陥落した2校とで差が開いたなと感じました。メンバーがベストな状態でちゃんとそろっているかなと、その辺の差なのかなと思いました。来年もこの構図は変わらないと思いますが、二部から上がった2大学が残留できるかを目指してほしいなと思います。二部では、優勝が埼玉大学で、久しぶりに一部だと思いますが、女子部にも参加してくれています。アベック出場は5校なので、そういった意味でもこの関東リーグに貢献したと思います。3部では2位争いが激烈でしたね。國學院は一歩抜けましたが、ほかの3校が勝ち点で争っていました。3部の部屋では現役とOBが心配そうに見ていてそいった意味では、この大会はOBと現役がつながる場面だなと3部の部屋を見て感じていました。四部の優勝は群馬大学です。群馬大学は前橋にありますよね。台風に気を付けてください。2位は横浜市立大学ということで来期残留できるように頑張ってほしいです。女子部ですが、優勝は早稲田大学でした。今回の春はぎりぎりでしたが、毎回楽勝な感じがします。しかし必ず1敗するので、それが早稲田らしさなのかな…と思います。最近は早稲田のアベック優勝が続いています。アベック優勝を止めるのも頑張ってほしいと思います。最後に、来年卒業しないで残る現役生は努力して頑張ってほしいなと思います。また、個人戦がまだ残ってますので、関東代表の人は頑張ってください。」


小川誠子先生より、全勝者の皆様全員へ図書カードが贈られました。
公益財団法人日本棋院様より書籍が、今回表彰式に出席した大学の中から抽選でそれぞれ10校に贈られました。
株式会社パンダネット様より、各部から抽選で1校ずつ、対局時計とスーツケースが贈られました。
日頃から学生囲碁界を応援していただき、ありがとうございます。選手たちの励みになっております。
今後とも学生囲碁界の応援をよろしくお願いします。


関東学生囲碁連盟
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